オリジナルデッキ紹介「オーグメンター」

オリジナルデッキ紹介14弾!

《R-ACEファイアアタッカー》のブースターデッキ!

/所要時間3分

オリジナルデッキ紹介 第14弾

 

オリジナルデッキ紹介も14弾になりました!けっこう増えましたね。

ほとんど友人の味ぽんに頼り切りなコーナーなんですけど。毎回ありがとう!

 

今回は《R-ACEファイアアタッカー》のドローブースト能力を活かしたデッキを組んできてくれました!

デッキ構成としてはシンプルで回し方が分かりやすく、誰でも遊べるように仕上がっています。

デッキ見てもらった方が分かりやすいのでさっそくどうぞ!

 

デッキ作成&文章:味ぽん
記事編集:librarian(管理人)
●カード画像をクリックすることで「駿河屋」で価格を確認できます。

1.デッキレシピ

デッキレシピ画像をクリック・タップすると公式データベースで確認できます。

2.デッキコンセプト

《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》+コストの「スプリガンズ」展開から《ファイアアタッカー》+バウンスの布陣を構え、継続的な手札交換と属性サポートを活用して戦っていくデッキです。

《ファイアアタッカー》はドロー以外の方法によって相手の手札にカードが加わることで手札交換(2枚引いて1枚捨てる)を行えます。

サーチやサルベージに対する牽制として使っても良いですが、今回は相手のカードをバウンスすることで能動的にその効果を活用しようと思いました。

 

当初は《強制脱出装置》や《御巫の水舞踏》のようなカードを用いて《ファイアアタッカー》の効果を誘発させ、あちらの手札交換によってまた次のバウンスカードを探していく・・・といったコンセプトで構築していました。

…が、いざ回してみると《ファイアアタッカー》の出力とバウンスカードへのアクセスを両立させるのが難しいのなんの。

同時に《ファイアアタッカー》でドローはできたが次のバウンスカードが見つからなかった、ということも起こり『初動の安定化』と『使い減りしないバウンスの確保』も大きな課題でした。

 

そんな中、2023年発売の【デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-】にて《BKキング・デンプシー》が登場したことで状況は一変します。

特殊召喚時のサーチ効果は《インパルス》や《エアホイスター》を経由することで《ファイアアタッカー》へ繋げられる他、②効果ではフリーチェーンで自分フィールドのX素材を外せるため、《Xサルガス》とのコンボで相手ターンにもバウンスを飛ばすことができます。

 

これにより、《ゴルゴンダ》+コストの2枚初動から

《キングデンプシー》で自分フィールドのX素材を外す

→《Xサルガス》で相手のカードをバウンス

→《ファイアアタッカー》で手札交換

といった一連の動きが可能となりました。

「スプリガンズ」は《メリーメイカー》や《エクスブロウラー》のX素材を補充し続けられるため、《キングデンプシー》とは相性抜群です。

 

《咎姫》や《ファイヤーバック》等のリソースとなる属性サポートの登場も追い風となり、継戦能力も獲得したことでデッキとしての完成度がぐっと向上して今の構築に至ります。

ミリアル
ミリアル

悩みぬいたがゆえのシンプルな構築なんだね
私なら《強制脱出装置》入れて満足してそう
この辺の考え方は参考になります!

アリアル
アリアル

一連の流れでコンボを組み立てると、空いたスロットを初動札に回せるからね
2枚初動だけど、ほぼ確定で1ターン目から上記の動きができるのが強みね

3.採用カード解説

メインギミック

・「スプリガンズ」、「R-ACE」、《テラフォ》《キングデンプシー》

 

デッキの主要な動きに関わるカード群。

《ファイヤーバック》や《ヒータ》、《ファイアアタッカー》によって手札から墓地へ送られた《ブラザーズ》で《ロッキー》を蘇生し、《ブラザーズ》を拾うループを駆使してアドバンテージを稼いでいきましょう。

《ゴルゴンダ》の攻撃抑制は「スプリガンズ」Xモンスター以外にも《咎姫》のセルフブレイクによっても起動でき、《ファイアアタッカー》を戦闘から守るために使う場面も多く見た目以上に頼りになります。

 

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サブギミック

・《レギュラス》《チーフセコンド》
・《カグヤ》《ヒータ》《ドゴラン》

 

《レギュラス》《チーフセコンド》は基本展開でサーチ先を引いていた場合の上振れや、中盤以降のサーチの選択肢として採用しています。

《レギュラス》は《アンブロエール》を装備した状態で場から離れると装備状態の《アンブロエール》が破壊されるため、あちらの蘇生効果に繋げるシナジーもあります。

《チーフセコンド》は《ゴルゴンダ》と合わせ戦闘面で不安が残る《ファイアアタッカー》を補助する目的で採用しました。

 

また、デッキの戦術がバウンスであることから、【壊獣カグヤ】の要素も盛り込んでいます。

「スプリガンズ」は召喚権に依存しない動きが可能なため《カグヤ》と喧嘩せず、サーチ先の《ヒータ》を使えば《ドゴラン》へアクセスし厄介なモンスターを簡単に処理できるのが嬉しいですね。

 

属性サポート

・《ファイヤーバック》《ピットナイト》《Lヒータ》《咎姫》《アンブロエール》《レイジング》

《ファイヤーバック》は発動してもよし、《ファイアアタッカー》で捨てても良しの器用なカードで、中盤以降もリソース勝負を仕掛ける際のキーカードになります。

手札コストも《ブラザーズ》を充てることで損失なしで使えますし、墓地効果は除外されている炎属性をデッキへ戻せるため《バンガー》を再利用してどんどんデッキを回していくことも。

 

《ピットナイト》は相手ターンに効果を発動できる「スプリガンズ」Xとも相性が良く、メインモンスターゾーンに出す場合は場所をよく意識しておきましょう。

サイバース族ゆえに《シンギュラリティ》の蘇生先としても優秀で、自身のリンク先に《シンギュラリティ》が居るよう配置することであちらのバウンス効果をトリガーとして効果を使うこともできます。

 

《咎姫》はただ強カードではあるのですが、デッキのキーカードである《ファイアアタッカー》をしつこく使い回せる他、特殊召喚時にサーチ効果を使える《キングデンプシー》や素材を補充できる「スプリガンズ」Xモンスターなど蘇生先も優秀なモンスターが揃っています。

強いカードは擦り得なのでどんどん使っていきましょう。先生との約束だぞ。

その他 汎用EX枠

・《ホープレイランサー》《アーゼウス》《リトルナイト》《シンギュラリティ》
上記Xモンスターはいずれも切り返しとして優秀で、手札の魔法罠を捨てて重ねる《ホープレイランサー》も墓地から回収が容易な《タリホー!》の存在から気軽に使うことができます。
戦闘耐性など厄介な効果を封じつつデバフによって戦闘には滅法強く出られ、打点が心もとない《ファイアアタッカー》を戦闘から守りやすいのも良いですね。
《シンギュラリティ》は召喚条件がやや重いですが、《レイジング》が緩い条件で場に戻ってくるため中盤以降であればそこまで出すのに苦労しません。
EXデッキの構成上バウンスは1枚のみですが、フリーチェーンで撃てるため単体で《ファイアアタッカー》の効果を誘発できる点は見逃せません。
単純にシンギュラリティって言いてえよ(14歳)。

 

4.基本展開

必要な手札 2枚
・《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》(10枚体制)
・「スプリガンズ」カード1枚(テーマカード20枚)
最終盤面
・《ギガンティック“チャンピオン”サルガス》(Xサルガス)
・《BK キング・デンプシー》
・《R-ACEファイア・アタッカー》
・《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》
できること
・フリーチェーンでフィールドのカード1枚をバウンス
・バウンス後に2枚ドローして1枚捨てる
  1.  《ゴルゴンダ》で手札の「スプリガンズ」を捨ててEXデッキから《メリーメイカー》を特殊召喚し、効果で《ロッキー》を墓地へ送る。
  2. 《ロッキー》を《メリーメイカー》の素材に入れた後、重ねて《Xサルガス》をX召喚し、効果で《タリホー!》をサーチ。
  3. 《Xサルガス》のX素材から《ロッキー》《メリーメイカー》を外して《タリホー!》を発動し、《ピード》をサーチ→《ロッキー》と《ピード》を特殊召喚。
  4. 《ロッキー》の効果で《メリーメイカー》をEXデッキに戻す。
  5. 《ロッキー》と《ピード》で《キングデンプシー》をX召喚し、効果で《エアホイスター》をサーチ。
  6. 《エアホイスター》を召喚し、効果で《EMERGENCY!》をサーチ。そのまま《EMERGENCY!》を発動し、《ファイアアタッカー》をリクルートして《エアホイスター》をリリース。
初手に☆4「スプリガンズ」や《バンガー》、《ウォッチ》があると《ブラザーズ》を手札に用意しながら同様の展開ができます。

 

5.採用見送り(カスタム用)

・《レボリューション》《月華竜》《ハーピィレディSC》

相手が上級モンスターを多用するデッキならば《月華竜》、そうでない時は《ハーピィレディSC》と使い分けして何度もバウンスを狙っていければ。

素引き前提の3枚のためにエクストラ2枠は重かったので諦めましたが、相手ターンに「スプリガンズ」Xモンスターを自身の効果で除外して《ゴルゴンダ》や《ブーティー》の効果を誘発→そこに反応して《ハーピィレディSC》でバウンス効果を使うのはうまぶれて良いかも。

 

・《クリオススフィンクス》《御影志士》

相手のバウンスを実質確定除去()として使えないかな~と考えました。そんなバカな。

一応「スプリガンズ」は召喚権に依存せず☆4モンスターを並べられるため簡単に出せますが、令和に《クリオススフィンクス》アドバンス召喚ってマジ?と冷静になったのでやめました。

でもちょっと面白そう。

 

6.最後に

最後までご覧いただきありがとうございました!

デッキ内容としては「スプリガンズ」の比率が高く、オリジナリティはやや薄めですが《ファイアアタッカー》を存分に活用できる構築に仕上がったかなと思います。

展開も比較的コンパクトですし、リソースでじっくり戦っていくコンセプトがフリー向きだなと個人的に感じています。

このあたりはプレイしている環境のデッキパワー次第ですね。

 

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