効果のおさらいや詳しい使い方が知りたい!
他に揃えたほうがいいカードって何?と思ったら
/所要時間5分
-神光の波動- Rとは?
ストラクチャーデッキRシリーズ第5弾
天使族がメインの構築済みデッキです。
新しく「パーシアス」がカテゴリ化しました。
往年のカードを活躍させる手段が増えるのはやっぱり嬉しいですね
カード紹介
・新規カードは6枚
《天空聖騎士アークパーシアス》
星9/光属性/天使族/ATK2800/DEF2300
①:このカードが手札・墓地に存在し、自分がカウンター罠カードを発動した場合、または自分がモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にした場合、自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外の天使族モンスター2体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
③:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
デッキから「パーシアス」カードまたはカウンター罠カード1枚を手札に加える。
このデッキのフィニッシャー
①の効果はこのカード以外の天使族を2体除外して自身を手札・墓地から特殊召喚する効果
発動条件は以下の通り
・自分がカウンター罠を発動した場合
・自分がモンスター効果・魔法・罠の発動を無効にした場合
「宣告者」などをコストに特殊召喚していきたいところですが、コストを用意するのが難しく序盤から特殊召喚は少し難しいと考えていいでしょう。
コストにしやすいカードは《創造の代行者 ヴィーナス》と《神聖なる球体》、《ゼラの天使》があげられます。
②は貫通能力で、③の効果に繋げます。
戦闘ダメージを与えると、デッキから「パーシアス」カードかカウンター罠を手札に加えられます。
カウンター罠なら何でも加えて良いので、強力な《神の宣告》などを優先して手札に加えると良いでしょう。
効果が戦闘に偏っていますが、特殊召喚は比較的簡単なので、戦線維持はこのカードに任せることになります。
このカードをまず墓地に置くことを考えて序盤は動くといいでしょう。
《天空賢者ミネルヴァ》
星4/光属性/天使族/ATK1700/DEF 400
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手がカウンター罠カードを発動する度に、このカードの攻撃力は500アップし、フィールドに「天空の聖域」が存在する場合、さらにその発動したカウンター罠カードとカード名が異なるカウンター罠カード1枚を自分の墓地から選んで手札に加える。
《天空の聖域》を維持することで追加効果を持つモンスター
墓地から発動したカウンター罠とカード名が異なるカウンター罠を1枚加えることができます。
《天空の聖域》はフィールド魔法のため発動が容易ですが、効果は微々たるものなので採用は考慮する必要があります。
代わりに、後述する《パーシアスの神域》で効果を発揮することができます。
この効果には発動制限がないので1ターンにカウンター罠を使った分だけ、墓地から回収することができます。
維持できれば強力な典型的なモンスターなので、地道にカウンター罠で守るとよいでしょう。
《力天使ヴァルキリア》
星4/光属性/天使族/ATK1800/DEF1050
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分がモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にした場合に発動する。
デッキから天使族・光属性モンスター1体を手札に加える。
カードの発動を無効にした場合に、デッキから天使族光属性のカードを1枚加える効果を持ちます。
このカードで今必要な天使族カードをサーチするのが序盤の動きになります。《オネスト》をサーチするのもよいでしょう。
問題は効果が相手依存であることです。
狙ったタイミングでサーチするのが難しく、相手が行動しないと初動が遅れます。
また、《神の警告》など召喚・特殊召喚を無効にするカードの場合は発動できないので注意です。
それでも便利なカードには違いないので、サーチはこのカードに任せましょう。
《イーバ》
星1/光属性/天使族/ATK 500/DEF 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地へ送られた場合、このカード以外の自分フィールド・墓地の天使族・光属性モンスターを2体まで除外して発動できる。
除外した数だけ、デッキから「イーバ」以外のレベル2以下の天使族・光属性モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
墓地に送られた場合、フィールド・墓地の天使族光属性モンスターを2体まで除外し、除外した数だけデッキから同名以外のレベル2以下の天使族光属性モンスターを加える効果をもちます。
どこから墓地に送られても発動できる上、タイミングを逃すことがないため、非常に使いやすいカードです。
手札に加えるカードは「宣告者」にすると、再度このモンスターの効果を活かせる準備が整います。
このカードを軸にしたデッキを組むと手札誘発型のパーミッションという変わったデッキが出来上がります。
一番初めのコストの準備さえできれば、無類の強さを見せてくれるでしょう。
《パーシアスの神域》
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「天空の聖域」として扱う。
②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、フィールドの天使族モンスターの攻撃力・守備力は300アップし、フィールドにセットされた魔法・罠カードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
③:1ターンに1度、自分の墓地の天使族モンスター及びカウンター罠カードの中から、合計3枚を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのカードを好きな順番でデッキの上に戻す。
①の効果で、《天空の聖域》があると追加効果を得るモンスターの補佐をすることができます。
②はフィールドの天使族モンスターの微弱なステータスアップとセットされた魔法・罠を効果の対象にできず、効果で破壊されないようにする効果です。
このカードがあると、安心して大量のカウンター罠を伏せることができるので、心強い効果です。
しかし、この効果は相手も同じ耐性を得ます。
相手の伏せカードを破壊することがほとんどできなくなるので注意が必要です。
また、このカードが狙われやすいのでカウンター罠で守っていくプレイングが大事になります。
③は墓地の天使族かカウンター罠を合計3枚対象にして、好きな順番でデッキに戻す効果です。
3枚ぴったり戻す必要があるため使いにくそうですが、制限カードの罠を再利用できるため便利な効果です。
どの効果も優秀なので《天空聖騎士アークパーシアス》の効果で優先して手札に加えたいカードです。
《輪廻のパーシアス》
①:モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、手札のカウンター罠カード1枚を相手に見せ、手札を1枚捨て、1000LPを払って発動できる。
その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。
その後、デッキ・EXデッキから「パーシアス」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
モンスター効果・魔法・罠を無効にしてデッキに戻す強力なカウンター罠
その後「パーシアス」モンスターを特殊召喚する効果も備えています。
発動には以下の条件を満たす必要があります。
・手札のカウンター罠を1枚見せる
・手札を1枚捨てる
・1000LP払う
発動条件を満たすのはそれほど難しくありませんが、少々コストが重いのも事実。
《解放のアリアドネ》をPゾーンに置くことで、発動コストを全て踏み倒すことができるため相性がいいです。
この効果でデッキから出したいのは、当然《天空聖騎士アークパーシアス》。
しかし、デッキに何枚も入れるのは事故率を上げる原因になるので、シンクロモンスターである《神聖騎士パーシアス》も採用すると安定します。
「パーシアス」モンスターは全部で5種類いるので、全てフィールドに揃えるファンデッキを組むのも面白いかもしれませんね。
簡単なまとめ
カウンター罠と強い関連性のあるカード群ばかりでした。
《天空の聖域》関連カードが増えたおかげで【代行者】も間接的に強化されたのも嬉しい限りです。
このデッキの基本はカードの維持のためにカウンター罠を発動していく形になります。
デッキ構築からモンスターとカウンター罠の比率を考えるのは難しいので、何度も対戦して比率を考え直すことになるでしょう。
つづいて、簡単に説明した相性の良いカードを紹介します。
相性の良いカード
・このストラクチャーデッキに収録していないカードも含みます
《創造の代行者ヴィーナス》
星3/光属性/天使族/ATK1600/DEF 0
①:500LPを払って発動できる。
手札・デッキから「神聖なる球体」1体を特殊召喚する。
500LPを支払って、《神聖なる球体》を特殊召喚できるモンスター
《天空聖騎士アークパーシアス》や《イーバ》など天使族を除外するカードはコストの準備が難点です。
このカードで初動と墓地コストの両方を担うことができます。
能動的にしか展開できないこのデッキの中で素早く展開できるカードは貴重なので、併用をおすすめします。
星2/光属性/天使族/ATK 500/ATK 500
聖なる輝きに包まれた天使の魂。
その美しい姿を見た者は、願い事がかなうと言われている。
《ゼラの天使》
星8/光属性/天使族/ATK2800/DEF2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「ゼラの天使」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は除外されている相手のカードの数×100アップする。
②:このカードが除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動する。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
注目するのは②の効果です。
このカードは除外されると次のターンのスタンバイフェイズにフィールドに帰ってくるので、何度も除外コストとして役立ってくれます。
打点も申し分なく、アタッカーとしても優秀です。
このデッキでシンクロ召喚するのは少し難しいので、《神秘の代行者 アース》と《光神化》でなんとかシンクロ素材を揃えましょう。
他の候補は《エキセントリック・ボーイ》&《天空騎士パーシアス》などがあります。
《神聖騎士パーシアス》
星8/光属性/天使族/ATK2600/DEF2100
チューナー+チューナー以外の光属性モンスター1体以上
①:1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の表側表示モンスターの表示形式を変更する。
②:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
正規の召喚は目指さず、《輪廻のパーシアス》で特殊召喚できる「パーシアス」として扱います。
基本的に使い切りになるので1枚持っておけばいいでしょう。
戦闘に特化していますが、簡単に出せるなら割と使いやすいモンスターです。
使用後は墓地コストにするか、《パーシアスの神域》でエクストラデッキに戻せば無駄なく使えます。
《同胞の絆》
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
①:2000LPを払い、自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターと同じ種族・属性・レベルでカード名が異なるモンスター2体をデッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
特殊召喚とバトルフェイズが行えなくなる制約がありますが、パーミッション系のデッキではあまり気になりません。
このデッキでは特にレベル4天使族・光属性が多数存在するため、それらを特殊召喚します。
主に相性のよいカードたち
・《力天使ヴァルキリア》天使族光属性サーチ
・《天空賢者ミネルヴァ》カウンター罠回収
・《天空聖者メルティウス》カード破壊
・《豊穣のアルテミス》ドロー
・《解放のアリアドネ》カウンター罠サーチ
・《救済のレイヤード》除外された天使族回収
・《閃光の結界像》光属性以外特殊召喚封じ
・《オネスト》相手の攻撃力分ステータスアップ
カウンター罠と合わせると非常に強固な場を作ることができるため、これらを軸にデッキを組む場合は必須になります。
《昇天の剛角笛》
①:相手メインフェイズに相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
その後、相手はデッキから1枚ドローし、相手メインフェイズを終了する。
モンスターの特殊召喚を無効にするカウンター罠
特殊召喚無効は別のカードで代用できますが、相手メインフェイズをスキップする効果が重要です。
そのターンは攻撃されずに済むので、カウンター罠で対処しにくい戦闘を避けることができます。
《力天使ヴァルキリア》などを維持する際には併用すると便利です。
《神光の宣告者》
星6/光属性/天使族/ATK1800/DEF2800
「宣告者の預言」により降臨。
①:相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、手札から天使族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
手札の儀式モンスターを墓地へ送ることで、相手のモンスター効果・魔法・罠の発動を無効にするカード
このストラクチャーデッキをベースに採用する場合、《イーバ》や星2「宣告者」と併用して徹底的に相手の行動を止めるデッキになります。
手札コストは《イーバ》が賄ってくれるので、このカードを儀式召喚さえすれば相手を制圧できます。
アタッカーには《大天使クリスティア》を採用することで、特殊召喚・モンスター効果・魔法・罠を封じる鉄壁の布陣が出来上がります。
…気軽に使うには少し強すぎるかもしれません。
まとめ
このストラクチャーデッキは大きく3つの構築パターンに分けることができます。
3つ買えば3通りの遊び方ができるので、結構考えられて構築されているのではないでしょうか?
1.《天空聖騎士アークパーシアス》を中心とした中速【カウンタービート】
構築するための値段:3000~4000円
2.《力天使ヴァルキリア》などの星4天使族光属性の低速【エンジェル・パーミッション】
構築するための値段:3000~4000円
3.《イーバ》&3種「宣告者」(+《神光の宣告者》)の【手札誘発軸パーミッション】
構築するための値段:4000~5000円
環境クラスではありませんが、制限カードがほとんどないので安心して使えます。
金銭的にもやさしいデッキなので手軽なのもメリットです。
ぜひ組んでみてくださいね!
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